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クラシック・アーカイヴ オットー・クランペラー [DVD]
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![クラシック・アーカイヴ オットー・クランペラー [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21D7DMX2RHL._SL160_.jpg)
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| ジャンル: | DVD
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| 収録曲: | ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」, ベートーヴェン:交響曲第7番 【ボーナス・トラック】,
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| セールスランク: | 110723 位
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| 納品時期: | ご確認下さい
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| 参考価格: | ¥ 3,200 (税込)
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孤高の巨人と称されたオットー・クレンペラー(1885−1973)の指揮姿が見られる貴重な映像。晩年パートナーとしたロンドンのフィルハーモニア管弦楽団が創立者ウォルター・レッグによって解散を宣告され、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団として再出発したシーズン初日(1964年11月8日ロイヤル・アルバート・ホール)のコンサートの模様である。 杖をついて、お付きの者を従え、よろりよろりと登場し、不機嫌そうにゆっくりと指揮台に腰掛ける79歳の老クレンペラーに対し、会場も楽員も、尊敬の念で見つめているのがよく伝わってくる。何度も大怪我をし、半身不随になりながらも、そのたびに不死鳥のように復活したクレンペラーは、このとき身体はずいぶんと不自由そうである。腕の動きは制限されているのに、出てくる音楽のなんとしなやかで精力的なことだろう。辛口で厳粛な、悠然とした構えの大きな解釈は、じわじわと精神的な強さを感じさせてくれる。誇張なく自然で、芝居っ気のない、禁欲的で、「燃える」ということをなるべく内に秘めようとするクレンペラーらしい演奏である。合唱指揮を任されていたウィルヘルム・ピッツ(バイロイト合唱団の伝説的指導者)の姿も見える。演奏を終えてもクレンペラーはニコリともしない。聴衆にも無表情に軽く会釈するのみで、カーテンコールでは女声歌手よりも先に、ついさっさと袖に引っ込んでしまうあたり、頑固で偏屈な芸術家らしさがうかがわれる。 余白にはスイスの名指揮者エルネスト・アンセルメ(1883−1969)がフランス国立放送管弦楽団を振ったベートーヴェンの交響曲第7番(1967年11月25日)が収められている。アンセルメはディアギレフ率いるロシア・バレエ団の指揮者として活躍したことがあり、フランス音楽やバレエ音楽が得意という印象が強いが、このベートーヴェンも意外なくらいに優れた名演である。何より弦の響きが鮮やかでみずみずしい。柔らかく明快なリズムは、楷書のように美しい。アンセルメの指揮ぶりは折り目正しくオーソドックスな、無駄のない的確なもの。余分な表情がなく、力も抜けており、ある意味理想的な指揮とさえ思えてくる。これも価値の高い映像だ。(林田直樹)
EMIミュージック・ジャパン
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